角居康宏 個展 @銀座三越本館7階 ジャパンエディション
本日2本目、失礼しまする。
僕自身は「金属造形作家」という肩書を使っており、
デパートでの展示の後にデパートの展示。
個展の案内の次の次が個展。
多分次か次の次このブログでアップするのも個展。
一般の方と話すとよくわかるんですが
展示=個展って誤解されてる方結構いらっしゃることと思いますので
軽くご説明させていただくと
個展:一人の作家が作品を展示する
企画展:ギャラリー側が企画して作家を集めて複数作家の展示を行う
グループ展:気の合った作家同士がギャラリーを借りて複数作家の展示を行う
ってな違いがあります。
ちなみにもう一つよく受ける誤解が
「角居さんって鉄の作家ですよね?」
ってやつで、金属=鉄ってなってる人もすごく多いですね。
きっと根本的にはみなさんわかってるので、
ちょっと訂正すると皆さん「あ、そうでしたそうでした」
って感じになるのですが、それだけ金属の中で鉄が圧倒的に
馴染みが深いんでしょうね。
しかし誤解を受けたままではなんなので僕が扱う金属について軽く説明。
僕自身は「金属造形作家」という肩書を使っており、
その中でもいろんな金属を使っています。
器に関しては錫(すず)がメイン。元素記号はSn
銀色で身体に無害、変質しにくい。器に最適。
器に取り付けるパーツや花器などに使用しているのが銅、元素記号Cu
馴染み深いのは十円玉。「あかがね」の別名があるように赤い色
変色しやすく、変色する色も赤、緑、青、オレンジ、茶、黄色と多様
同じくパーツに使いやすいのが真鍮。五円玉の素材。
これは銅と亜鉛の合金、金色で銅よりは変色に強く硬いが変色させることも可能。
洋白、五十円玉、百円玉、五百円玉の素材、銀色
銅とニッケルの合金、硬くて変色しずらい。
鉄はみなさんご存知ですね。元素記号はFe。和名の古名は「くろがね」
錆びるけど上手く使うとそのサビがたまらなくかっこいい。
アルミニウムも馴染み深いですね。元素記号はAl
軽くて強さもサビにも割と強い。
僕の鋳造作品はアルミニウムでできています。
軽い金属の筈なのにたくさん使うから重い・・・
最近は板材を使って軽い作品も作れるようになりました。
あ、銀もありましたね。元素記号Ag。和名の古名「しろがね」
もちろんアクセサリーで使います。
話は戻って。個展です。
場所は銀座三越、本館7階。
銀座三越は社食がうまい。楽しみ。
上記で説明した金属は全部今回の展示作品で使われています。
どれかなーって探してみるのも一興。
初日20日から23日までの4日間、店頭に立っています。
久しぶりのアテンドで早くも膝が心配
ずっと立ちっぱなしって膝にこたえるんすよね。
ずっと立ちっぱなしって膝にこたえるんすよね。
人と話してると気が紛れるので痛さ忘れます。
なので会いにきてください。
角居康宏 個展
9/20(水)〜9/26(火)
10:00am〜8:00pm
銀座三越本館7階 プロモーション/ジャパンエディション
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