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感謝!! 壺1グランプリ グランプリ受賞

ありがとうございますありがとうございます
ありがとうございますありがとうございますありg・・(以下略)

先日こちらで告知した壺1グランプリ
おかげさまでグランプリ受賞致しましたっ!!
いや、嬉しい。テンキューエビバデ。

このブログではなんか投票無理強いしたみたいになってて
「ちょっとオレ姑息・・・」とか思ってたんだけど
結果オーライ 勝てば官軍(笑)
いや、そうではなくてみんな僕のがいいと思って投票してくれたんだよね。ね。ね。

いただいた票数は91票。
点数の数え方わかんないし、3つ候補あげていいってことだったから
傾斜もかかるんだろうけど
それでもたくさんの方が入れてくれたんだろなってことはわかる。
改めて、感謝申し上げます。

このタイプの仕事は以前照明器具を作ったことがあって
それはお客様のところへ嫁入りしているのです。
でも今回のことがあって改めて「武器にしよ。」
と思った次第です。
作り手にとっての武器って例えば新たに道具を手に入れたとか
やったことない技術にチャレンジしてみたとか
素材を変えてみたとか
やったことのない空間で展示するとか
色々あるんですが
もちろん新たな表現方法を手に入れたということも大きな武器。

以前、鍛金作家の評論で「鍛金は表層の仕事」
と読んだことがあります。
ここからは僕の「工芸」の仕事ではなく
「美術」の仕事に関する話なのですが
それは鋳金でもおおむね同様のことで
形を作るには中子(なかご:内部のための型)を作って
空洞を作るんですが単にそれは全体を軽くする、
最小限の材料で成形するという意味しかほぼないと言ってもいいものです。
そうなるとカタチを追うとどうしても表面の仕事になってしまいがちです。
意識をカタチに乗せるには?ということを考えて制作をしていくと
「いかに内部を見せるか」ということも
僕のコンセプトと密接に関わってくることがわかり
そのように努力してきたつもりではあります。

今回、工芸の仕事として鍛金の仕事の一環として
いつものように板で空間をくるむというやり方ではなく
板を板として使い内部をさらけるような
仕事をしてみました。
板には裏も表もなく全てあからさまになるよう
スケルトン構造にして作りました。
それから機械フェチ、道具フェチである自分が
「カタチ」を見せるのではなく「構造」を見せる
というやり方に手を出しました。これひたすら楽しい。
今後自分の制作を変わっていくんだろうなぁと思っています。

ともあれ、これからどういう風になっていくのか
皆様には生暖かい目でみていただここととして
この新しい武器を展開していきたいと思っております。
グランプリ受賞を機に今後ともみなさま
よろしくおんねがいたてまつりそうろう。

壺1出品








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角居康宏

Author:角居康宏
モノを作るのが好きです。
モノを作ることによって
人と関わるのが好きです。

誠実に作ったものは
人の心を動かすと思っています。
美術は人に
熱を与えうると思っています。

僕が、たくさんの作品に
心動かされたように、
僕の作ったもので
誰かの力になれたら。

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