修羅 角居康宏個展 @ギャラリー壺屋 神戸
いやぁ、暑くなってきましたねえ。
それもそのはず、今日からもう6月。
お外はキラキラの陽射し。
しかし、僕の工房はまだ朝晩冷え込みが強く、
ストーブをつけたりしてます。
ストーブっていつ片付けるんだ?なんて思ってます。
全然片付かない工房の中で。
緊急事態宣言の延長に次ぐ延長で
皆様の中にも生活に混乱をきたしている方も多いでしょう。
僕も先日、大きな展示の企画が一つ中止となってしまいました。
しょうがないとはいえ、残念なことです。
さて、
神戸にあるギャラリー壺屋は僕にとってとても大切な場所。
転機となる機会をたくさん作ってくれました。
技術的にも乗り越えなければならない課題を見せてくれましたし、
それもそのはず、今日からもう6月。
お外はキラキラの陽射し。
しかし、僕の工房はまだ朝晩冷え込みが強く、
ストーブをつけたりしてます。
ストーブっていつ片付けるんだ?なんて思ってます。
全然片付かない工房の中で。
緊急事態宣言の延長に次ぐ延長で
皆様の中にも生活に混乱をきたしている方も多いでしょう。
僕も先日、大きな展示の企画が一つ中止となってしまいました。
しょうがないとはいえ、残念なことです。
さて、
神戸にあるギャラリー壺屋は僕にとってとても大切な場所。
転機となる機会をたくさん作ってくれました。
技術的にも乗り越えなければならない課題を見せてくれましたし、
作る姿勢についても襟をただす場面が何度もありました。
ある意味僕の指針となる場所です。
店主の岡本さんからは、以前から
「角居さんの美術の世界、見てみたいなぁ、うちで個展やらへんか?」
と言われてはいたのですが「機は熟した」というべきなのか
今回このギャラリー壺屋にて彫刻作品をメインにした個展を開くこととなりました。
畳敷きの和の空間、
そしてこのギャラリーの取り扱い作家の中で金属を扱う作り手は僕一人。
「角居康宏という作り手と出会わなければ金属を扱うことはなかっただろう」
ある意味僕の指針となる場所です。
店主の岡本さんからは、以前から
「角居さんの美術の世界、見てみたいなぁ、うちで個展やらへんか?」
と言われてはいたのですが「機は熟した」というべきなのか
今回このギャラリー壺屋にて彫刻作品をメインにした個展を開くこととなりました。
畳敷きの和の空間、
そしてこのギャラリーの取り扱い作家の中で金属を扱う作り手は僕一人。
「角居康宏という作り手と出会わなければ金属を扱うことはなかっただろう」
と店主に言われるほど異端である僕が工芸のギャラリーで彫刻を展示する。
これがどれほど異端であるかは想像に余りある。
だからこその楽しみがあるのです。
このギャラリーは楽しみより怖さが優先する場所です。
初めての個展でも、転機の一つとなった陶芸家 各務賢周氏との二人展でも
ブログには「怖い」という表現されています。
もちろん今回も怖い。
しかしなんでしょう、今回楽しみにしている自分がいるのです。
なるようになれというやけっぱちがないとは言えないのですが
工芸に取り組む自分と同様に真摯に美術に取り組む自分が
だからこその楽しみがあるのです。
このギャラリーは楽しみより怖さが優先する場所です。
初めての個展でも、転機の一つとなった陶芸家 各務賢周氏との二人展でも
ブログには「怖い」という表現されています。
もちろん今回も怖い。
しかしなんでしょう、今回楽しみにしている自分がいるのです。
なるようになれというやけっぱちがないとは言えないのですが
工芸に取り組む自分と同様に真摯に美術に取り組む自分が
これまで30年近く作り続けてきた世界観が
この場所でどういう風に受け入れてもらえるのか。
美しいものを作りたい。
しかし身のうちにあるものが美しい物でできているわけではない。
さらに作っている最中は客観視できない。
美しいものが作れる確証もなくもがく。
もがきながらその時美しいと信じているだけだ。
自分が欲する美しさが世に言う美しさと
隔たりがあることも知っている。
自分の美を世に問うてみたい衝動にもかられる。
作るとは葛藤そのものである。
迷い、苦しみ、悔やみ、怒る。
自分の不甲斐なさに。
自分の未熟さに。
自身の葛藤と闘い、乗り越えようともがく時
宮沢賢治の詩の一節が浮かぶ。
おれはひとりの修羅なのだ。
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角居康宏個展 修羅
6月5日(土)〜27日(日)
11:00am~6:00pm(最終日は4:00pmまで)
期間中の金・土・日
(週末のみの開廊となります。お気をつけください)
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6月5日(土)〜27日(日)
11:00am~6:00pm(最終日は4:00pmまで)
期間中の金・土・日
(週末のみの開廊となります。お気をつけください)
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