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兄のこと

先週末、競馬のジャパンカップが行われました。
手に汗握ってみておられた方も多いのではないかと思います。
いや、しかし、三冠馬が3頭出走してそれがワンツースリーとか・・・
いや、強いのわかるけどさぁ・・
アーモンドアイ・・・すげえなぁ。
引退レースで。他の三冠馬2頭を従えて・・かっけえ。
ベタすぎる小説かよ!・・なんて思っちゃいました。。

ここはもちろん思いっきりの身内びいきで書かせてもらいますが
あのレースを思いっきり面白くしてくれたのは
兄の管理馬、キセキでしたね。
いえいえ、負けゼリフと思っていただいて結構ですよ。もちろん。
いや、しかし弱い馬ではないのですよ。
菊花賞の長距離を勝ったことでもわかるように粘りもあるし。
大逃げを打って第4コーナーをすぎて10馬身くらい差があって
おぉっ!なんて思うじゃないですか。
いや、面白いですなあ。


ご存知の方も多いでしょうが、
兄は来年の2月で調教師を引退します。
公表している通り実家の天理教を継ぐことになっています。

僕は4人兄弟の末っ子で調教師をやっている勝彦は
すぐ上、三男です。
50過ぎのオッサンがいう事でもないでしょうが
兄達三人共みんな優しくて、僕なんかから見ると
「よくもまぁ、こんな勝負事の世界でこんな成績を上げてこられたなぁ」
なんて思うのです。
開業当初から「馬づくりは人づくり」をスローガンにやってきた
その人づくりが上手く馬づくりにハマったのでしょうか。

その優しい兄は2016年、引退馬を支援していく団体
サンクスホースプロジェクトを組織し、
それは今サンクスホースプラットフォームとして展開し
多様な面で馬と人とをつなげるお手伝いをしています。
なんかこっちの方が兄ちゃんらしいんじゃないの?
なんて感じてます。兄の性格を知る身としては。

先日、兄達から荷物が届きました。
調教師である勝彦からクラウドファンディングの返礼品の帽子。
(奥能登に引退乗用馬の終の棲家をつくるプロジェクト。
目標金額をクリアして終了しました。ご賛同の方、兄に成り代わって
感謝申し上げます。)
それから一番上の兄から勝彦の著書、「さらば愛しき競馬」
(長兄は不出来な弟にちょいちょいいろんなものを送ってくれるのです)
この著書のタイトルを見るにつけ
「あぁ、本当に調教師人生に区切りをつけるのだなぁ」
なんて感慨深くなります。
(よかったら読んでみてくださいね。書名のリンクから購入ページに飛べます。)

多分兄は自分のことを考えるより、他人のことを考えて
生きていくことに幸せを感じる性分なのだと思います。
引退して実家の天理教を継ぐという決意も
その性分からの表れではないかと思うのです。
調教師をやめることを残念がってくれる人がたくさんいることは
知っていますが、40年の調教師人生で得た戦う力を
今度は救う力に変換して生きていくのでしょう。
馬を使うことによって地域が活性されたり
また、障害を持った人たちのサポートになったりする面も
たくさんあるなんて話を兄から聞きました。
「馬づくりは人づくり」のスローガンを
「馬だすけは人だすけ」に切り替えて・・なんて。

兄の活動はこれからもちょいちょい情報として上がってくるかもしれません。
これからも優しく見守っていただければと思います。

とはいえ、まだ3ヶ月ある調教師人生
最後まで頑張ってぱあっと花を咲かせてほしいというのも本心。
引退レースであんなカッコいい勝ち方をしたアーモンドアイのように!

勝彦



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角居康宏

Author:角居康宏
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モノを作ることによって
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熱を与えうると思っています。

僕が、たくさんの作品に
心動かされたように、
僕の作ったもので
誰かの力になれたら。

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