カオスと暮らしているらしい

高岡は金属の里。モノづくりの町。

学生時代から先輩の手伝いに、道具や材料の買出しに、
工場やモノづくりの現場の見学によく行ったものです。

僕は学生時代鋳金を学んでおりましたので、まさに
高岡は「金属でモノを作りだすこと」「それで飯を食うこと」
をリアルに感じられる町でした。
今でも先輩後輩、たくさんの友人達が高岡で暮らし、
モノを作りだし、お互いに研鑽しています。

僕はと言えば、この長野の地にてひとりはなれて暮らし
しかし情報はお互い共有しながら刺激を与えあっていたように思います。

今回、後輩からお誘いをうけて高岡で展示する機会を与えられました。

場所は金屋町金属工芸工房かんか
金沢美大で鋳金を学んだもの皆が(もちろん僕も!)兄貴のように慕う
槻間さんを中心として地元若手作家が立ち上げた工房兼ギャラリーです。

かんかとは坩堝(るつぼ)のこと。
坩堝にて融かされた金属に魅せられて集った集団であり、
「人種の坩堝」と言う使い方から連想される通り
文化や造形、素材の情報などがミクスチャーされ
またここから発信するという意味が込められている
(のではないかと勝手に想像)


『カオスと暮らしているらしい』

ひとりの作家が生み出す
「用途を持った作品」と「表現を追及した作品」
一人の人間が世界と対峙するために
様々な方法を用いて世界を吸収しそして吐き出す
その吐息が混じり合ってまた新たな世界が構成される
その混沌がなければ世界は成り立たないし
つまらないものになってしまう
どうやら私達はカオスと暮らしているらしい


9月19日〜10月18日
金土日曜日 10:00〜17:00 オープン

クラフト市場街期間中10/1と10/5はオープン

10月3日 16:00からのギャラリートークには参加させて頂く予定です。


カオスと暮らしているらしい



最近こんな文章を読んだ

渾沌とは、カオスである。この東西のことばは、その根本の概念において同じであるが、ただ一つ異なるところがある。それはカオスが、その原義において「口をあいている無底真闇のうつろなる空間」とされるのに対して、渾沌は眼も口もない実体そのものであるということである。

僕はカオスと暮らしてるのかなぁ。混沌と暮らしてるかなぁ。
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角居康宏

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モノを作るのが好きです。
モノを作ることによって
人と関わるのが好きです。

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熱を与えうると思っています。

僕が、たくさんの作品に
心動かされたように、
僕の作ったもので
誰かの力になれたら。

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