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高鴨神社 新嘗祭

奈良県、御所市(ごせし)
日本という国の起こりに非常に深く関わっているこの地に縁あって行って参りました。

目的の場所は“高鴨神社(たかかもじんじゃ)
全国鴨系神社総本宮。京都の上賀茂神社、下鴨神社のルーツにあたります。
少なくとも弥生中期(約三千年前)には祭祀をおこなっており、
この地にはさらにさかのぼって縄文晩期には文化があったとの事。
記紀によると「大御神(おおみかみ)」と名のつく神は三柱
天照大御神(あまてらすおおみかみ)、伊邪那岐大御神(いざなぎのおおみかみ)と
高鴨神社の主祭神、迦毛之大御神(かものおおみかみ)しかおられず、
「よみがえり」を司っているとか。
それを聞くだけでもルーツの古さ、神力の強さが想像できようというものです。

「カモ」は「カミ」の語源とも言われ、「カモす」という言葉から派生しており、
「カモす」とは『気』が派生した様を表す言葉で、
まさに高鴨神社は清浄な気で満たされているような気配を感じる場所でした。
境内に入ってからずっと背中の産毛が泡立つような感覚がありました。

その高鴨神社の宮司、鈴鹿義胤さんとは一昨年、名古屋の日本料理店出雲
での古事記の勉強会でお目にかかり、
その語り口、膨大な知識、深い洞察力に圧倒され、魅了されてきたのですが、
今回、新嘗祭に声をかけて頂き、
いろんな予定をやりくりしつつ、11月23日勤労感謝の日に奈良、葛城の地に行ってきたという訳です。
(ちなみに勤労感謝の日は新嘗祭を執り行う日という意味で、固定休日なのですよ。)

日本人にとってまさにルーツの中のルーツといった場所で、
そのルーツに関わる祭りを体験してきた訳です。

その後、直会(なおらい)にも参加させて頂き、
瓶子(へいし)から注がれ、カワラケのうつわで受ける白酒と、新米のごはんを
折敷(おしき)のうえでいただく
まさに古代にさかのぼり、神とともにある時間を過ごさせて頂いたのでした。

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