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Re-SHINBISM1 そして未来へ @ギャラリー82

2016年に 故 本江邦夫氏を芸術監督に据え
始まった長野県の文化事業「シンビズム」
2018年に第一回の展示が県内4カ所の会場で行われ
以降第4回まで県内たくさんの美術館を会場に
長野県由来のアーティストの作品を紹介してくれました。
その中で初回の展示でお声がけをいただき
僕も木曽の会場で展示させていただきました。

この企画のおかげで随分とたくさんのアーティストや学芸員の方と
知り合うことができました。
僕は若手といわれてはいますが、なんの威厳も迫力も権力もないまま
歳だけはそこそこ取ってしまいました。
僕よりずっと若い人たちが県内外、または国を飛び越えて
その後の活躍を見聞きするのはちょっとした羨望もありつつも
とても嬉しい誇らしい気持ちになったりします。

個人的な話になりますが僕には二人の子供がいます。
彼らはすでに成人しており、
僕がびっくりするほどしっかりした足取りで
自分の人生を歩んでくれています。
親が頼りないと子がしっかりするとは言いますが
ホントにありがたいことです。
生物学的には基本使命を成し遂げたと言ってもいいかもしれません。
利己的な遺伝子の乗り物である僕自身にとってはここからは余生(笑)

そんな僕にとってはこの長野から
次の文化の担い手が生まれてくることは嬉しいことです。
踏み台となって地盤を固めることも
僕の余生の在り方かと感じてしまうこともあります。
もちろん僕自身もたくさん欲を持っていますよ。
お金も欲しいし、もっと大きいことやってみたいってこともあります。
まあそれよりかは空間を圧倒する力や手のひらで愛でる愛おしさを
いかに手に入れるかってことに対してであることが多いですが。
しかしそれで今後僕が大成功を収めたとしても
それすら次世代の文化の踏み台だということに
変わりはないだろうな・・なんて。
踏み台になることも立派な欲望ですね。

「シンビズム」は本当にいい企画だと思います。
長野発の美術文化の担い手がこれから先現れるとしたら
この企画で紹介されたアーティストである可能性が高いと思います。
長野の次世代アーティストが一堂に会したこの展覧会のその後
『Re- SHINBISM 1 そして未来へ』と題された展覧会が
今日から八十二銀行本店別館、ギャラリー82において
開催されます。まさに次世代の担い手として見越したタイトル。
僕一番いい場所もらっちゃった。
期間もそこそこ長いので是非足をお運びください。

久しぶりに文章書いてるので何もまとまらん。
読みにくい文章ごめんなさい。

Re-SHINBISM 1 そして未来へ
ギャラリー82
2022.10.6〜10.23
9:30〜17:00(土日祝10:00〜17:00)
入場料無料[会期中無休]

Reシンビズム1-1Reシンビズム1-2

最初に「故 本江邦夫氏」と書きました。
本江先生はこのシンビズムの企画のさなか
2019年6月3日の急逝されました。
本江先生の博識眼とその知性を基にした感覚に
これからたくさん助言をいただけると思っていただけに残念でなりません。
謹んで哀悼の意を捧げます。

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シン・ボヘミアン @阪急メンズ大阪

随分ブログ書いてませんでした。
前回5月。この間5ヶ月。
展示ないわけじゃなかったんです。
お伝えすべきことがないわけじゃなかったんです。

なんでしょう。PCに向かう気分じゃなかったというのか
なんか出来なくなってて・・・
ばかやろおう!仕事は気分でするもんじゃねえやい!
なんてお叱り受けそうな感じではありますが。
なんでしょうねえ。
いつだって金属に向かう気持ちはそんなに落ちないんですけどねえ。

んで。この展覧会ももう始まってます。
タイトルはシン・ボヘミアン。
葛城ユキさんが巨大化したり
あのハスキーな迫力ある声が澄み切った癒し系の声になったり
・・・とかじゃない!断じて!!
すまん。僕以上くらいのおっさんしかわからんネタだった。
知りたい人いたらようつべで「葛城ユキ ボヘミアン」
とかで検索して。

ってか、会期はあと1週間。申し訳ない。
しかし今週末はイベント「移動式茶室『移民軒』での呈茶」
8日9日の開催となります。
そしてそして、オンラインでの販売は11月30日まで。
まだ間に合う。↑これぽちね。

場所は大阪、ファッションの中心地「阪急メンズ大阪」
いや、行ったことないから知らんのだけど。まったく。
ファッションにも疎いし。

大阪の人、タノんます。
シン・ボヘミアン1シン・ボヘミアン4シン・ボヘミアン2シン・ボヘミアン3

プロフィール

角居康宏

Author:角居康宏
モノを作るのが好きです。
モノを作ることによって
人と関わるのが好きです。

誠実に作ったものは
人の心を動かすと思っています。
美術は人に
熱を与えうると思っています。

僕が、たくさんの作品に
心動かされたように、
僕の作ったもので
誰かの力になれたら。

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