中条アートロケーション《場》始動!

前回のブログが元旦だったので一月以上経ってしまった・・・
書くことはたくさんあったのに・・・
慌しく毎日が過ぎていきますね。
一月からこれじゃあっという間に年末を迎えてしまうかもしれない・・・

前回、元旦のブログで公開工房「中条アートロケーション《場》」を作る事、
作るに当たってクラウドファンディングを立ち上げ
皆様からご支援いただきたい旨、お伝えいたしましたが
2月1日クラウドファンディング始動いたしました。

小さい頃、雑誌「ムー」が好きでした。
ノストラダムスの予言もちょっと信じていました(笑)
アンゴルモアの大王はどんなやつでどんなことが起こるんだろうって
不安やらドキドキやらないまぜの感情で1999年を迎えたこと覚えております。
何事もなく2000年を迎え、
しかし心の奥底に今でも引っかかったままの感情というのがあります。
「この世はいつかは終わる」というものです。

科学者はこう言うんですよね。
例えば太陽にも寿命があって膨張を続けた後死に至る。とか
宇宙自体もいつまでも続くものじゃなくて膨張し続けてから爆発する。だとか
いやいや、膨張じゃなくて収縮していくんだ・・とか。
その後必ず「何十億年か後にね」ってのが入る。
いや、ちょっとそれは置いといて・・って感じになりますが(笑)

1999年は無事に過ぎたけれど、2011年3月に東北の震災が起こり
やっぱりこの世は永遠には続かないかもしれないことを示唆されました。
何かアクションを起こしたいのにどうすればいいかわからない
モヤモヤをずっと抱えたまま生きています。
そんな人、きっとたくさんいるよね。

もっと一生懸命生きようと思います。
もちろん今までも一生懸命生きてきたつもりだけれど
いつかおこるかもしれない何かのために
今を一生懸命にやってみようと思います。
そのための一歩を勇気を出して踏み出してみたいんです。
自分のことももちろん、まわりが元気になるようなことが
今年50歳になる今なら何かできるかもしれないなって思ったんです。

長野の限界集落に工房を作ります。
たったそれだけのことですが
僕の呼びかけに応じてくれたスーパーな仲間たちがいます。
なにか起こせそうな気がしています。
スーパーな仲間たちがこんな素敵なページを立ち上げてくれました。
他のどんなクラウドと比較しても胸を張れるリターン品も揃いました。
すでにいくつかのご支援をいただきました。
「ひたすら自由に、面白いことやってください!」
という素敵なメッセージを添えてくれた人もいます。

どうか、このページを最後までご覧くださり、
活動の目的を知ってください。
そして、よかったらご支援、お願いいたします。
クラウドページの入り口はこちらです。

 場トップページ画像 

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一年の計は元旦にあり

2018年があけました。みなさまあけましておめでとうございます。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

一年の計は元旦にありといいますが、みなさま計はたてられましたか?
僕は毎年そんなに計を立てる方ではないのです。
「今年一年息災でいられますように」
「なんとかいい具合に仕事が続いていきますように」
「去年よりもっといいものが作れるようになりますように」
「たくさんのに人に喜んでいただけるものをつくれますように」
あ、これはお願いで計画ではないですね。
ありゃー、じゃ、今まで計は立ててこなかったのか・・・

今年は具体的な計があるのです。もう決まっているのです。
そしてもうプロジェクトは始まっているのです。

実は新しく工房を作ります。
長野市内なんだけどウチから車で30分かかる中条という地域に。
中条はたぶん全国の中山間地が抱えている問題、
高齢化と過疎化という大きな問題を抱えている地域です。
その地に僕個人の工房というかたちではなく、
共同工房、公開工房というようなかたちで開く予定です。

工房を開くに当たっていろんな側面を考えました。
もちろん僕個人の作品を作る場所として、
作品の保管管理する場所としてはもちろんなのですが、
ここ何年か、いろいろ考えていてもやもやしていた何かが
なんらかの形にできる場所にならないものかとそんな思いでいたのです。

まずもやもやその一、
「表現」ということがもつ必要性、力をどうあつかうべきなのか。
これから社会はAIの進化やビットコインなどの台頭による経済の大きな変化、
人口の急激な変動、産業構造の大きな変動によりますます変わっていくでしょう。
しかしそこに「人間性」はうまく反映されるのだろうかという疑問があります。
人間性を獲得することとはなにか?
たぶんAIによって生活が便利になることや
お金をたくさん稼いで裕福な暮らしをすることではないでしょう。
それはその地域がもつ文化という居場所があって、
そのうえで自分自身の精神が解放される、
自分に与えられた生を実感できることではないでしょうか。
そしてそのことは僕らがやっている「表現」という行為が
なしうる一つの側面なのではないかと思うのです。
人間から人間性というものを剥奪しようとしている社会に対して
僕らの生き方がなんらかの一石を投じられないものだろうか。

それからもやもやその二・・・
僕自身は震災の起こった2011年に長野に越してきて
原発の先行きの不透明さや、政治のある偏りに対して
デモや啓発活動などに参加してきましたが、二度の選挙を経て
「叫んでも言葉が届かない」というジレンマを味わいました。
ましてや今、僕が何かを叫んだところで北朝鮮のボスや、トランプさんには
届きようもないでしょう。
僕の力でできることといって考えが及ぶのは
感覚や考え方、価値観を共有できる仲間を集め、
強制し合わないゆるいコミューンを作り、もしくはその一員となり、
似た志をもつ離れた仲間と緩やかにネットワークを作り、広げるということ
なのではないかと思ったのです。

もやもやその三
見捨てられていく地域、荒れ果てていく地域。
現首相は「美しい国、日本」と旗を振っておりますが
日本の美しさというとどのような風景を思い浮かべるでしょうか。
そびえ立つ山、ゆるやかな海岸線、四季折々の色の変化を見せてくれる森林
稲穂の実る田園、きれいなせせらぎ・・・
日本の原風景、「ふるさと」を感じる景色を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。
しかしそれらを管理する地域の多くが過疎に悩んでいます。
産業構造の変化や少子高齢化で税収が見込めなくなったら
インフラの整備すらかなわなくなる地域も多いと思います。
新たな産業を呼び込める地域というのもごく限られているでしょう。
文化というものは地域の歴史の上に乗っかって進めていくものだと
感じていますが、その歴史すら消え去っていくものも多いと思います。
僕たち表現者はその文化を礎にし、探求や解放を進めていく立場です。
多くの表現者が金に困っているように、
僕らに大きな経済を作り出すことは難しいかもしれません。
しかし、生きる喜びや肯定感をダイレクトに味わい、伝える能力を
与えられていると感じています。
田舎に拠点を設けると言うことはそういう喜びも生み出しうるのではないか、
その喜びを伝える一助になるのではないかとそんな風に思っています。
あわよくば表現する若い世代が集まり地域に活力ができれば
なおおもしろいのではないでしょうか。

そんなもやもやを僕なりに解釈し
今年、長野市中条に「中条アートロケーション『場(ば)』」
を作り、公開制作や工房のレンタル、解放、アートレジデンス、
それから演劇や講演などできる空間を作ります。
今住んでいる長野市街地の工房はそのままに、ギャラリー機能を高め、
中条と連動して行くように考えています。
1月末からはクラウドファンディングを始め、改修費用に充てたいと思います。
できれば今後、中条にアーティストの誘致も行いたいと思っています。
これからちょいちょい情報も流していきます。

たくさんの方にこの活動に賛同、協力、参加していただき、
たのしい「場」となっていきますように。

みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

中条アートロケーション 場 全容写真 

チャンネルブックスで作品集扱ってもらってます。

毎日お暑うございます。
まぁ・・夏ですからね。

なんですなあ。
台風が来ないと心配が少なくていいなあなんて思ったら
台風来ないと水不足でその後大変なことになるらしいですね。
夏もうちょっと涼しいといいのになんて思ったら
農作物に大打撃・・・とか。

とかく自然は人間の思うようには行かず、
思うように行ったら行ったでおっきくしっぺ返しを食らうと・・・

人間の暮らしに自然って大切だよね〜。
とかじゃなくて自然の大きな営みの片隅を借りて生きてる自覚しなきゃですな。
いろんなことのバランス崩れちゃってる感じがしますね。
人間の欲求とか意識とか向上心とか人間にとって大切なものが
悪影響を与える可能性って考えなきゃなんないでしょうね。

あらあら、ガラにも合わず重めの出だしでした。

鋳造で美術作品を作る時はいろいろこんなこと考えます。
ずっと『はじまり』をテーマに据えてますが
それを考えることは世の中のありとあらゆる事象について
無自覚ではいられないことを痛感します。
なんせ脳味噌の容量足りないからなんか大事なことわかりそうな時に
ぽわーんって雲散霧消しちゃうことも多いんですけど。

そしてそんなことを考えながら作った作品集
『はじまりのかたち』
昨年9月に出来上がり、もうすぐ一周年。
長野市ではエッジの効いた品揃え、
店のみんなの個性が立ってる不思議な書店「チャンネルブックス」
で、取り扱って頂いております。

場所はこのへんです。
ポチッと↑クリッコしてね。

ぜひぜひいらしてくださいね。
美味しい飲み物入れてくれるあいちゃんやはにかんだ笑顔が超キュートなほしのさん
レジェンドメーカーしまださんやさわやか軽やかイケメン大黒柱けいくんと話すも楽し。
もちろん侮れない本のラインナップにも目を凝らしてくださいな。

チャンネルブックス 

感謝!!

一昨日、10日間に渡る名古屋ツアーから帰ってまいりました。
アートサロン光玄での個展にたくさんの方が足を運んでくださいました。
誠にありがとうございました。
まったく楽しいツアーでした。
旧友とバカ言って笑いあい、久しぶりのお客様と現況を話し合ったりしました。
仕事では新しくいくつかの試みを発表しました。
今後展開していくことと思います。
次回をお待ちください。

そして本日、3週間の長きに渡り伊勢丹新宿店で行われた企画
『涼を感じるクラフト展』終了致しました。
この間、作品を預けっぱなしで管理販売してくださった伊勢丹、エムケイクラフト
それからたくさんの方が僕のモノに目を留めてくださったことと思います。
また励みにがんばりますね。

1週間前に終わりましたが、伊勢丹新宿店では
企画『KAYARISM』も。
青山、白白庵の石橋さんはじめたくさんの作家の皆さん
感謝感謝です。いつもありがとうございます。
追加制作分も頂き、少し遅れますがお客様の元へ届くよう今から制作致します。

五月末の松本での『工芸の五月』池上邸での展示『角居康宏の器に花を生ける』
から、浅草、『まるごとにっぽん』での『わくわくクリエイター』
を経由し、一ヶ月で五つの展示とちょっと泣きそうではありましたが
このスケジュールをクリア出来たことも今後の自信になっていくかと思います。

夏になりますね。
そうそう、ストーブを片付ける時間がありませんでしたよ。
我が家はストーブと扇風機が並んで置いてあります(笑)
ストーブの上に蚊遣り・・・
和室にはコタツ・・・もちろんその上にも蚊遣り・・(笑)
そして、僕自身も蚊遣り(笑)
蚊取り線香 


ちょっとウチの中整理しなければ・・
とは言え、多分あと10日ほどでまた新たな告知すると思いますが(笑)
秋に向けての大きな仕事の準備もします。

さて、まだまだがんばりまっそ。
皆様、あんやとございみした。

ま、一杯やりましょ。

銚子sway 

ナガノアトレ 長野市芸術館記念book

長野市芸術館、いよいよの完成です。
5月8日に開館の運びとなるそうな。
素晴らしいですな。
立派な建物を得て、発表する演目・内容も
ハードル高めの設定になるでしょうが
運営の皆様、がんばってください。
楽しみにしております。
近隣地域からもたくさん人が来るような企画が
組めたらいいですね〜。

とまあ、井戸端会議的な内容を薄ーく言いたかった訳ではなくてと。
開館にあたって、冊子が刊行されました。
『ナガノアトレ 長野市芸術館開館記念book』

この中に、僕も載せていただいているのです。
ありがたやはずかしや・・

長野市芸術館は基本、音楽や演劇の為に構成された建造物ですので
まぁ僕らモノづくりはここを本舞台にと言うことにはなりませんでしょうが、
同じ文化をはぐくむ者達として取り上げていただいたとそういうことだと思います。

長野は芸術家の多い街。そんな印象があります。
僕が知っているだけでもたくさん若く個性にあふれた作家達が居ます。
ひょっとしたら僕はもう若手には入らないかもしれませんが
ピックアップしていただいた4人の中に僕も入っているのです。

僕の他にも、絵本やワークショップ、キャンバスアニメーションという
独自の世界を切り広げ続けるTOMOYAARTSさん、
作品だけでなく本人も美しいという、
当人を目の前にするとちょっと神様を恨んでしまうような
ガラス作家、相馬佳織さん
本人は至ってひょうきんなのに
静謐な世界を描き続ける香山洋一さん
という3人と共にまちの芸術家として紹介されています。
みんなそれぞれの工房には歩いていける距離。
お互い刺激を与え与えられる関係です。

これを機会に、長野に作り手として、表現者として
頑張ってるたくさんの人を認知していただけたら、嬉しいなと思います。
長野県内、書店、コンビニなどにおいてある?のではないかと思う。
(このごろますます世事に疎くなってまいりました)
お手に取っていただいてご覧いただけたら。

ナガノアトレ 

ちょっとだけお見せしますね。
まちの芸術家 


プロフィール

角居康宏

Author:角居康宏
モノを作るのが好きです。
モノを作ることによって
人と関わるのが好きです。

誠実に作ったものは
人の心を動かすと思っています。
美術は人に
熱を与えうると思っています。

僕が、たくさんの作品に
心動かされたように、
僕の作ったもので
誰かの力になれたら。

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