煎茶上等 at 白白庵

おかげさまをもちまして先日、金沢での個展「野辺」
終了いたしました。
お越しいただいた皆様、
遠いから来れなかったけど気になってたよという皆様
ありがとうございました。

いつもそうですが、
個展は作ってる最中や開催中はなかなか客観的に見ることができないのです。
これから自分のやったことに対しての整理がつくのではないかと思っています。
そうなった時は次のテーマが少しづつ見えてくるのでしょうね。
楽しみです。

さて!
次は器の展示。
おなじみ東京は青山のギャラリー、白白庵(パクパクアン)
年間何回くらいこちらのご厄介になってるでしょうか?
飽きずに使ってくださり感謝です。

今回のテーマは『煎茶』
白白庵統括する石橋圭吾氏は講談社モーニングの「へうげもの」との繋がりもあり、
茶道の新しい世界を切り開く一角をなしているのですが
この度煎茶の世界にもどどーんと切り込みます。
その勢いを展覧会名からも感じていただけると思います。

ズバリ『煎茶上等』!
「何やアンちゃん、やんのかゴルァ!こちとら煎茶上等!
その口かっぴらいてうまい煎茶飲ましてやるわ!ゴルァ!!」
ってなもんです。
売茶翁もびっくりの世界が繰り広げられること間違いなし!

だからってあれですよ、
特攻服着て来たり木刀やらチェーンとか持って来ちゃダメですよ。
僕ら文科系なんだから(笑)

静岡茶次世代創造集団TEA SONGS代表、石橋章子氏の
煎茶ワークショップも開催
身近にありながらも実は奥深い煎茶の世界が垣間見えること間違いなしの展覧会
是非お越しくださいな。

17日の「日本茶と煎茶の器比べ」のワークショップは
僕も参加する予定。
「お酒でるからでしょ?」だって??
当たり前ジャーン!

煎茶上等
2017年9月9日〜18日(14日定休日)
11:00~19:00
東京 青山 白白庵
煎茶上等omote  煎茶上等ura 



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野辺(のべ)  角居康宏 個展  at as baku B (金沢 尾張町)

「角居には”生と死”をテーマに個展を開いてもらいたい」
大好きな、そして素晴らしい芸術家としても大変敬愛している先輩
新保 さんから連絡をいただいたのは昨年の暮れでした。

昨年の秋には東京、京橋で個展『層』を発表し
自分の中ではある区切りができていました。
このブログでは何度もお伝えしていますが
今までずっと一貫して『はじまり』をテーマとしており
僕なりのその「はじまりの物語」が一つの終わりを迎えている気がしていたのです。

なんだかんだで作り手のキャリアをかれこれ20年以上
その間、火や融けた金属を扱うことの意味を考え続け
宇宙、世界、事象、生命、意識のはじまりについて思考、制作し
昨年、『層』では社会というものが始まる形態を現し
そこから先の「はじまりの物語」を紡げない感覚がありました。

「はじまり」を考え続ける中で、
「死」について、つまりは「おわり」について
考えなくてはいけない局面が度々あったことは
ある意味必然なのかもしれません。
漠然と、次に取りかかるべきは「死」についてであるという予感がありました。

そんな中での先輩からの申し出、
なんとも偶然とは言い難い道を用意していただいた気がしています。

今回の展覧会名『野辺』は作品名ではありません。
新作としては『標』と『たま』という2シリーズの連作を展示することになります。
「野辺」には文字通り「野のあたり」「野原」という意味もありますが
「埋葬場」の意味もあり、今では田舎の方でしかあまり使われなくなりましたが
埋葬場、火葬場へ向かうことを「野辺送り」と言ったりします。
「野辺」とは死者が眠るところ、魂がたゆたうところ、
この世とあの世の緩やかな境界線というイメージが
多分ついこの間、僕たちのおじいちゃんの世代あたりは
持っていたのではないでしょうか。
その「野辺」を限られたギャラリー空間で表現できたらと考えています。

全然意識していませんでしたがちょうどこの8月というタイミングは
お盆であり、戦争の区切りの時期でもあります。
こんな時期だからこそ、きちんと「死」について考えるように
導かれたのかななんて感じている今、展覧会直前なのです。

野辺  角居康宏 個展
as baku B(金沢市尾張町2-10-6)
8月17日(木)〜30日(水)(会期中無休)
11:00〜18:00

17日から20日まで在廊致します。
野辺 角居康宏個展 表 

19日は『as baku討論会』と称してトークイベントを開催いたします。
2部形式で1部は日本大学教授 鞍掛純一氏と「彫刻と工芸」をテーマに対談
2部は鞍掛氏と法政大学教授 水野雅男氏と「町とアート」をテーマに鼎談
こちらもエキサイティングなことになりそうで楽しみです。
野辺 角居康宏 個展 裏 

2017年 ヒロシマ賞

ヒロシマ賞(平和を希求する現代美術のアーティストに3年に一度贈られる賞)
の受賞者が決まり、現在 広島市現代美術館にて受賞記念展が開催されている。
今回、第10回ヒロシマ賞の受賞者はモナ・ハトゥム氏(1952年生まれ、レバノン出身、ロンドン及びベルリン在住)。

今回も父と慕う鯉江良二氏がトロフィーの制作にあたり、
実制作として関わらせていただいた。
4回の契約となっており、今回がトロフィー制作の最終回となる。

第7回(2007年決定) 蔡國強/美術
第8回(2010年決定) オノ・ヨーコ/美術

と4人の受賞者の元に僕が手がけたトロフィーが渡ったことになる。
大変光栄であるとともに、不思議な感覚にもつながっている。

それはワールドワイドにつながる美術の世界の端くれに自分もいるのだという意識、
それから平和を希求するアートが世界を動かす可能性と、
またこれだけの、いや、ほとんどのアーティストたちが求め続けているのに
平和というものはこれほどまでに手が届かないものかという感慨である。

表現などというものは世界に守られてなしうるものであろうと思う。
豊かさと多様性とそれを認知・理解する受け手の存在によって担保されている。
世の中の歪みを糾弾できるのは「これは歪んでいる」と手をあげることができるからだ。

この仕事をいただくにあたり、いつもそんなことを考え、
自分自身が一作り手であるという責務を感じる。

ヒロシマ賞受賞記念 モナ・ハトゥム展 は広島市現代美術館にて開催中。
10月15日まで。
モナ・ハトゥム展 


夏の企画展 錫と茶道具 at 数寄屋内藤  長野 南千歳

おいおい、なんだよまた・・
って思われた方すんません。
本日告知3連発。
なんすかね。大丈夫なんでしょうか。このスケジュール感。
いろんなものがおろそかになってご迷惑をおかけしている方が
何人かいらっしゃるやに伺っておりますが・・
この場を借りて(あ、自分の場所か)お詫び申し上げます。


さて、夏になって冷蔵庫には常にお茶が常備されとりますわね。
ま、常に備えてあることを常備というんですが。

うちに帰ると何はさておき冷蔵庫開けてお茶を一杯。
そんな方もいらっしゃるかと思います。

お茶というのは大変裾野の広い文化ですね。
種類でもお抹茶、煎茶、ほうじ茶、紅茶、烏龍茶・・・
様式にしても西洋式、中国式、インド式
とりわけ日本はお茶の世界を道にまで高めてしまいました。
そこに思想、真理、精神、美意識など哲学を
組み込んでいるのですからすごいものです。

なので、僕のように入り口にも立ってない者にとって
なかなか敷居が高いのも事実。
やりたい気持ちとなかなか合わないスケジュールと
入り込むことの怖さみたいなものに
揺れながら未だやれずにいます。

しかし、おかげさまでいろんな方に教えていただきながら
少しづつ道具を作らせていただいております。
こんな僕でいいんですか?という気持ちもないではないですが。

今回、長野市南千歳の茶道具や、数寄屋内藤にて
古い茶道具と僕の作った道具、それからいろんな錫の器を
並べて夏の展示を企画していただきました。

いろんな方に教えていただきながら少しづつ扉を開けている感じです。
これからもたくさん教えていただかないとと感じています。
ぜひ見ていただき、ご意見いただければと幸いです。
よろしくお願いいたします。

夏の企画展 錫と茶道具
数寄屋内藤
2017年7月19日(水)〜7月23日(日)
夏の企画展 錫と茶道具 






友達と楽しむ夕涼みの食卓 at 伊勢丹新宿店

立て続けにごめんやっしゃ。
なにしろ6、7月は繁忙期。
頑張ってヤンなきゃねえええ。

さて、率直に参りましょう。必要な要件をビシッとまとめて。
それが告知ってもんです。
いつも僕は喋りすぎ。
余計なことでダラダラ行数稼ぐタイプ。
本来、どこそこで展示やりますよー。
いつからいつまでですよー。
ってお知らせすればことの済む話ではないですか。
んじゃ、おとなしく告知だけしとけって?
そうですよね。それは僕もわかるんです。

でもね、例えばボクシングのラウンド開始に水着のお姉さんが出てきて
[ round 2 ] なんつて看板掲げるじゃないすか。
なんかボクシング見てたのに水着の美女まで見られてちょっとしたお得感・・
みたいなね。
あと、レースもそうですわね。
人間が車の能力をどれだけ引き出すのか。
一体時速何キロでホームストレッチを駆け抜けるのか。誰が勝つのか。
そこに興味があるはずだけどスターティンググリッドに
傘さしてねーさんが水着で立ってたりしてね。
「おおぅ・・・タイプ!」なんつてお得感をかみしめたりするわけですよね。

サフイフモノニワタシハナリタイ。
なんつて思わんわけでもない。そういうこととお考えください。

でもあれでしょ?
ここまで読んできてちょっとむかつくっていうのか。
おいっ!!はよ本題!!率直にってなんだよ!!!
って思われてる方もいらっしゃるでしょう。
わかりますわかります。
ま、今しばらくお付き合いください。


さて、レースとか、ボクシングとかのお姉さんの話に戻りますが・・・

・・・戻らなくていい・・・?
あ、告知・・?
あ、はい。すまん。あ、いや、すんません。

友達と楽しむ夕涼みの食卓
伊勢丹新宿店本館5階 キッチンダイニングデコール
7月19日(水)〜8月8日(火)
8月1日は店舗休業日となります。

友達と楽しむ夕涼みの食卓 オモテ 友達と楽しむ夕涼みの食卓 ウラ 


プロフィール

角居康宏

Author:角居康宏
モノを作るのが好きです。
モノを作ることによって
人と関わるのが好きです。

誠実に作ったものは
人の心を動かすと思っています。
美術は人に
熱を与えうると思っています。

僕が、たくさんの作品に
心動かされたように、
僕の作ったもので
誰かの力になれたら。

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